徳之島の歴史文化自然遊歩記

経営者のノウハウや夢を語ってくれました 業者の席に座ってみた 世界自然遺産のメイン　生きた化石　アマミノクロウサギ 奄美守備隊指令所頂上にて

8月19日徳之島三町人権同和教育研究協議会主催の徳之島探訪。今年は奄美の日本復帰60周年の記念すべき年である。そして今回徳之島の農業、畜産について永吉牧場で研修をした。親牛（牝）３００頭、子牛190頭という大規模畜産の経営である。これらを近代的なシステムにおいて5名で管理していた。若者に夢を与える「畜産」、まず教員が知って子供たちに伝えていく。はつらつと女性も働ける牧場を視察した。この牛が本土へ出荷され「有名な牛肉」となる。ついで徳之島家畜市場を視察。毎月2日間セリ市が行われる。その流れを説明してもらった。年間約７０００頭が業者に買われて海を超える。しかし、近年は畜産農家の高齢化によって減少傾向であった。円安による外国からの飼料の高騰もあるだろう。アマミノクロウサギ観察小屋でDVD学習、視察。オキナワウラジロガシの前では久しぶりに降った雨にハブらしき蛇が泳ぎ穴へ。奄美守備隊の指令所跡「大和城山」へ。ここで朝鮮慰安所の場所（２箇所）や当時の状況を説明。伊仙町鹿浦小学校旧奉安殿、機銃掃射による弾痕跡を見た。そして泉芳朗の生誕地であり、勤めた面縄小学校へ向かった。墓地と面縄小学校の記念碑。生誕地では彼の詩人としての姿を「詩」を通して愛郷心、反戦。伊仙国民学校代用教員、教頭、神之嶺国民学校長抜擢。戦時中の様子、等々。