梅雨の鹿児島、植物の生気がみなぎっている

鶴丸城跡、黎明館に向かう。天文館で下り、散歩がてらに照国神社、中央公園を通り抜ける。植物、緑の木々が生気溢れているソテツの若葉、街路樹も新芽がふきだしている。生命の躍動を感じる。鶴丸城跡黎明館へ。蓮の大きな葉が肩をくっつけもみ合い、そこから天空に突き出す茎の先に大輪の蓮の花。出番をまつ、つぼみ。

今日黎明館で「小松帯刀とその時代」があった。彼の本を以前読んで感じた。「家老ともなった友人あればこそ、大久保や西郷はその力、能力を発揮できたんだ」と。幕末、西郷隆盛や大久保利通と同年代であり、家老という要職にあった小松がいなければ明治維新はなかった。薩摩の武力を威力(バック)として幕府に大政奉還をさせた男だ。。今「西郷どん」が取り上げられ、偉人として神格化されつつもある。(故 原口虎雄氏の恐れがあたらなければいいが)。西郷は下野し、私学校という軍事訓練校をつくった。明治政府に残って新政府のため尽力した弟の西郷従道や黒田清隆。今日の時代背景に国民を呼応させたい、とすれば西郷隆盛なのだろう。

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